| 家族構成 : | ご主人(60代)、奥さん(60代) 、娘さん夫婦(30代) |
| 竣工年月 : | 2004年11月 |
住んでいた家が老朽化してきたため娘さん夫婦との同居も考えて建替えようと考えていらっしゃった新村様。でも、なかなか難しい問題がありました。
1つは、前面道路の拡幅の問題。
前面道路が都市計画道路となっていて、将来的に拡幅するとのこと。
敷地が6m道路にとられる計画であるため、奥行きが狭くなり建物計画に無理が出てきてしまうという不安が発生してしまいました。
「引越しも考えたが、出来れば住み慣れた土地で生活したい」というのが、新村様のご希望です。
2つは、世帯間の意見の相違の問題。
二世帯住宅となるが、ご主人は和風の建物にしたい、若夫婦はモダンな建物にしたいなど意見の違いがありました。
特にご主人は和室にこだわっており長年の夢であった二間続きの本格和室を希望されていました。
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この2つの難問。このようにして解決することができました。
まず1つ目。
敷地が前面道路に6mもとられてしまうと、建物の大きさは制限されてしまいます。選択肢は下の二つしかないようでした。
1:広い土地を新たに探して二世帯住宅を建設し引越する。
2:二世帯住宅をあきらめ現在の土地に親世帯の住宅を建設する。
何とか厳しい選択を迫られた新村さんのお役に立てないものかと、知恵を絞りました。
新村さん宅の奥の土地は畑になっていました。敷地を延長する形で売ってもらえれば、現在の土地の大きさのままバックした格好になります。
早速畑の地主さんと交渉させていただきました。何度か足を運んだところ、地主さんも新村さんの気持ちに理解を示してくれまして、土地を延長した部分を譲ってもらえることになったのです。
これで、引越しもすることなく二世帯住宅を建設することが可能になりました。
そして2つ目。
二世帯住宅では親世帯と子世帯の建物に対する希望で意見に食い違いが出るということは良くあることですが、今回の新村様のお宅でも親世帯は和風にしたい、子世帯はモダンにしたいとの希望があり、提案する際には一番気を使ったところです。
内観は1階と2階と分けることも出来ますが、外観は難しくなってきます。
そこで新村様ご家族と車で出かけることにしました。実際に私たちが今まで建設してきた既存の住宅を見てもらい両者の意見を聞きたかったのです。
意見を聞く中で提案させていただいたのがクレバリーホームの風和という商品です。
モダンでありながら、大家屋根や井桁の格子、玄関の引き戸など和の要素が盛り込まれた住宅です。ご家族皆さんに気に入っていただき、図面が完成しました。
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ご主人こだわりの和室は、床の間や書院、欄間に竿縁天井、珪藻土の塗り壁など工法や材料選びまで細部に渡りこだわりました。
大雨の中ご主人と塩尻市にある銘木店まで出かけ、一緒に床柱を選んだのが、思い出深い出来事になりました。
そして夢であった和室が完成しました。引渡し時のご主人の笑顔が忘れられません。
ご家族にはかわいがっているネコがいました。
「今までの家は開けっ放しだったからいいけど新しくなったらそんな訳にもいかないし」と、心配される奥さん。勝手口横にキャットフラップ(ネコ専用の出入り口)を付ける提案をさせていただきました。
今では元気に出入りしています。
完成した新村さんのお宅は、クレバリー本部の雑誌にも取り上げられ紹介されました。
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新村様には以下のコメントをいただきました。
・道路拡幅のことも考えた上で方角や間取りもずいぶん工夫してもらいました。
・壁は珪藻土の塗り壁、床材は銘木店で仕入れてきたもの。大工さんには無理も言いましたが、満足!(笑)